ひとりごと

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ゆちょんの全てが好き!

IN HEAVEN 33

「うわあ!!」
「ユチョン?なに、どうしたの?大丈夫?」
「あ、あぁ‥‥       な なんでもない」

俺はパニくって慌てていると
「んん……  うるさいんだけど……  なにぃ~」
声がして、布団の中から知らない女が顔を出した
誰!?    うっ     ズキッ
痛い頭を抑えながら記憶を呼び起こす
でも‥‥‥何も思い出せない


「ね………ユチョン 今女の人の声が…」
「い いや‥‥‥」
状況を全くよめず言葉につまっていると
「どうしたの?やだぁ 昨日のこと覚えてないの?あんなにしたのに………フフ  私、まだ眠いからもう少し休ませて」
と、女は背中を向けて眠ってしまった
覚えてないの?って
なにを?    うっ、いてぇ


はっ、杏………

「杏  」
「‥‥‥‥‥‥‥」
「杏、これは‥」
「ねぇ、ユチョン。どういうこと?昨日約束してたよね?」
「………」
「私待ってたんだよ、ずっと待ってたんだよ」
「杏‥‥」
「何かあったんじゃないかって心配で心配で、何回も何回も電話したんだよ」
「ゴメン‥‥でも、これにはわけが‥‥」 ズキッ   イテェ……


「事故にでもあったんじゃないかって心配してた‥‥気が気じゃなかった。それなのに‥‥」
杏の声が泣き声になっている
「なのに、なんで‥‥」   ズキズキッ 頭が


「最初から私の誕生日なんてどうでもよかったんだよね」
「そんなこと……」  
「祝う気が無いなら無いって言ってくれればよかったのに」
「違う!俺はほんとに」
「ほんとにって?じゃ、なんで昨日来てくれなかったの?なんで、今女の人がそばにいるの?」
「だからそれは‥‥」   ズキズキズキ イテェ…  イテェよ


なんで、俺だけ責められるんだよ
俺だって、俺だって好きでこんな状況いるわけじゃない
住田に目つけられたのだって、俺だけのせいじゃないだろ
なのになんで、俺が‥‥俺だけが……



「もうユチョンなんて信じられない!」
頭に激痛が走った
「もうってなんだよ!俺がどこで誰と何をしようがお前には関係ないだろ!」
俺、なに言ってんだ……
「誕生日すっぽかしたのは悪かったけど、別に彼女でもないやつの誕生日を祝わなかったからって責められる筋合いねえよ!」
そうじゃないよ、俺が言いたいことはそんな言葉じゃない……
「単なる幼なじみのくせになんなんだよ、面倒くせえよ」
ハッと息を飲む声が聞こえた

「あ…」
「‥‥‥‥‥‥‥‥ゴメン」
違う!
「そうだよね ただの幼なじみだった‥‥  」
違うんだよ、杏!
「ユチョンがこんなに怒られる筋合いなかったよね」
いや、怒っていいんだよ
「ほんとゴメン  邪魔しちゃったね アハハ   ごめん。じゃ……」プチッ  ツーツー
杏、待ってくれ!
「杏、杏!」
すぐに電話した。
が、杏の電話はつながらなかった



なんなんだよ、なんなんだよ、なんなんだよ!
なんで、こんなことに
どこでどうなっちまったんだ……


ズキズキズキズキ      頭痛は酷くなる一方だ


「大丈夫?顔色悪いけど」
女が心配そうに俺の顔を見上げる
「電話、彼女から?」
彼女?
杏が?杏は………俺にとってなんだったんだっけ?
ズキズキ   頭が割れそうだ
もう頭が回らない
疲れた…本当に疲れた

「違う、ただの幼なじみだ」
「ほんとぉ~?」
「ああ、違う」
俺は女の肩に手をのせると、自分の方に向かせる
フフっと笑いながら、女は俺の首に腕をまわしてきた

いい香り
柔らかい…温かい…   埋もれてしまいたい
女の体に唇を落としいく
すぐに湿った吐息が聞こえてきた

もうどうでもいい   疲れた…
何も考えたくない
俺は無我夢中で女を抱いた




気がつくとwwwの前にいた
カラン カラン
「ユチョン、お前!」と奥から怒ったふうに出てきたJJだが、俺を見たとたん止まった
そして何も言わず優しくポンポンと肩を抱き、カウンターの席に俺を座らせる
俺の手はポケットの中で小さな箱を握りしめている
今頃は杏の手の中にあるはずだった箱
「ごめん……」  杏の泣き声が耳から離れない


カタッ    JJがテーブルにカップを置いてくれた
「ホットミルクだ     これ飲んで今日はもう休め」
少しブランデーのいい香りがする
口をつけた瞬間、はりつめた気持ちが一気に弛んだ
目から涙がどんどん溢れてくる
「う……ぅぅ……」
テーブルに頭を打ち付けながら、泣き続けた




そして
その日から杏は消えた







 

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by my-my012 | 2014-04-13 05:49 | IN HEAVEN

ゆちょんの全てが好き!


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