ひとりごと

my012.exblog.jp

ゆちょんの全てが好き!

IN HEAVEN 42

ゴホン ゴホン

JJの咳払いで我にかえった
杏と俺はとっさにパッと離れる
「わりぃな~一応ここ喫茶店なんでさ…」
嬉しそうにニヤニヤするJJ

 
「いや……俺ちょっと取り乱しちゃって…ゴメン。あ…これ…誕生日おめでとう…」
握りしめていた花束を渡した
「あ、ありがとう……」
しどろもどろの2人を愉快そうに見ながら、JJが聞いてきた
「で、今夜のご予定は?」


「は!!」 
すっかり忘れてた。ここに来ることだけに必死で、その後のことを全く考えてない……
「杏、わり………」と謝ろうとしたとき
「私の行きたいところでいいんだよね!」と顔をのぞきこんできた
「あ、あぁ……」
「やった!じゃ、JJ。さっきお願いしたやつ、大至急!!」
「はいはい かしこまりました、お嬢様(笑)」
「おい…なんだよ、お願いしたやつって」
「いいの、いいの。うふふ」
「なんだよ 気になるじゃんか……」
とふてくされたような言い方をしながらも、杏が隣にいることが嬉しくて仕方ない
横顔をじっと見つめた


フンフンフン~♪と鼻歌を歌う杏
じっと見つめる俺の視線に気付いたようで
「なぁ~に?可愛いからってそんなに見ないでよ~」ポンと、肩を突いてきた
「いや、ほんとに可愛いな~って見とれてたんだ」
と言うと、パアッと杏の顔を赤くなる
「も!もうーー!からかうのもいい加減して!」
バシバシと杏の手が俺の背中を叩く
「イテ、イテ……ハハ、これこれ。やっぱり杏だ」
「なにそれ、もう意味わかんない!」
杏は口を尖らして怒りはじめた。
「アハハ。その顔も杏だ」
「もうーーーーー!」
「アハハ」


杏………一度失ってしまったからこそたまらなく愛しかった
もう絶対手離さない。そう決心した


「はい、お待たせ~」
JJが奥からなにやら大きなバックを持ってきた
「うわ~い!ありがとう、JJ」
「な、なに?」
「いいから、いいから……」と言いながらJJからバックを受け取ろうとする杏
横から手を伸ばした
「で、どこに?」
ふふふ~と笑うと
「ナイショ。じゃ、JJ、行ってきまーす!」
元気にドアを開けて出て行く杏
「お、おい!待てよ!」
JJからバックを慌てて受け取った
「じゃ、JJ!」
「おお。いい誕生日にしてやれよ」
JJにピースし、杏を追いかけて店を出た



いったいどこへいく気だ?
ま、どこでもいいか。杏と一緒なら……
「こら、待てって!」
飛び跳ねるように歩く杏の後ろ姿をみつけ、走っていった







[PR]
by my-my012 | 2014-05-10 16:25 | IN HEAVEN

ゆちょんの全てが好き!


by my-my012