ひとりごと

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ゆちょんの全てが好き!

カテゴリ:IN HEAVEN( 51 )

IN HEAVEN、読んでいただいてありがとうございました!
はじめ10話ぐらい……がズルズル、ダラダラと気が付けば50話。
お付き合いさせてしまい、誠に恐縮です。
そして、毎回温かいコメントまで頂いて。
優しい方々に囲まれ、幸せです(*^^*)



皆さんもご存知だと思いますが、私の周りには才能に満ち溢れている人ばかりです。
で、なんかの勘違いで自分も~とはじめてしまったわけですが……
いやぁぁぁ~(-"-;)" 難しい……
最後の一行に2~3日悩んだり、同じ回を何バージョンも書いてみたり。
今までなにげなーく読んで、おかわりプリーズしたりしてたのが申し訳なかった(。>A<。)ここで謝ります!
ごめんでしたm(__)m


IN HEAVEN。
当初はもっと暗く、杏は可哀想な設定だってんですが、ついつい感情移入してしまいましてかなり変わってしまいました。
でも、ラストだけは変えず………
悩んだんですけどね~
特に前記事の頂いたコメント読んだら「あ……このままも……あり?」と。
でも、やはりイメージが「IN HEAVEN」のMV。
そのままいっちゃいました。
5人時代の曲のイメージで書いた回も何個かあります。
あ、すみません。自己満足です(^_^;

私の中ではユチョンとJJはもちろんですが、杏も絵梨菜も圭祐も生き生き動いてます。
だから、もう書かない=もう会えない みたいな感じでちょっと寂しいです。
実の子供たちより、愛しいかも……
だから、皆さんに杏のことを応援していただけて嬉しかったです。
私のお気に入りは圭祐ですけどね(≧∇≦*)



長くなってしまいました!
本当に最後まで読んでくださり、ありがとうございました(*^^*)

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次…………?
実は懲りもせず………σ(^◇^;)
いつかは読んでる方が、いや書いてる私がキュンキュンしちゃうようなあま~いお話を書いてみたいな~と思ってます!
まず、勉強勉強 φ(._.)カキカキ

って言いながら、今日借りてきた本は白ゆき姫殺人事件(--)←やる気あんのかー!


アハハ では、皆さん素敵な夜を~







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by MY-MY012 | 2014-05-28 17:46 | IN HEAVEN

IN HEAVEN 50

「アン!行くよ」
玄関のドアを開けるとアンは飛び出していった




あれから数日後
なんとなく散歩に出た
吸い込まれるようにペットショップに入っていった俺
何か視線を感じ、その方向に顔を向けると、子犬が俺をじっと見ていた
この子犬は………


「お前……お前はいたのか…」
少し顔を傾けて俺を見る仕草が杏と重なる
思わず「杏…」と声に出してしまった
すると
「キャン!」

「まぁ…珍しい…」
女性店員が言った
「この子、ほんとおとなしい子で。声を出すなんてこと滅多にないんですよ…」
俺は信じられず
「ユチョン…」「絵梨菜…」「圭祐…」と名前を出してみたが、返事どころか尻尾も振らない
もう一度
「杏…」
「キャン!」
「アハハ… 」



「すみません……この子、連れて帰ります…」







夢の中で杏と座った河原
同じように子どもたちが野球をしている
「アン……風、気持ちいいな…」
頭をなでてやると、アンは目を細めて俺の方に顔をむけた
首元の天使の羽のチャームが光に反射してキラキラ光る
リードを取ってやると嬉しそうに走っていった


杏との日々が夢だったどうかはもうどうでも良かった
俺の中では確実に杏は生きていた

ただ、あの時
2人で車に跳ねられたとき、杏が何を言ったのか……それを時々考えてしまう



「キャン!」
アンが鳴く方を見ると遠くに仲良さげに手をつなぎ歩く老夫婦が見えた



「ずっと……こうしていような……」
俺の言葉に微笑んでいた杏

杏……  
会いたい…… 会いたいよ…
抱きしめたい… 
温もりを感じたい…


頬を涙がつたう
愛してる…… そう伝えたい……
杏……………




「キャン……」
アンが俺を呼ぶ声がした
「ごめん、アン。行くか……」
立ちながらアンの方に目をやると、バイクが近づいて来るのが見えた

「アン!動くな!」
それでもアンは俺の方に駆けてくる


ダメだ、アン!
お前まで…お前までいなくならないでくれ……
必死に河原を駆け上がる
「アン!」
アンを抱き上げたその時……




ドンッ














「ユチョン……」
俺の名前を呼ぶ声がする
そっと目を開けた


眩しい……
光がとても眩しかった


「ユチョン…」

声の方にゆっくり顔を向けると


杏の笑顔が見えた


「杏………」

手を伸ばすと杏も手を差し出した
絡まる指


「杏……会いたかった」
「私も…」




「ユチョン…ありがとう…」
杏が微笑む


あぁ……やっと……



「杏……愛してる」



眩しい光の中
足元を見るとアンが気持ちよさそうに寝ていた

顔を上げ、隣を見ると杏がいる

俺たちは見つめ合い微笑みあった
















.
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by my-my012 | 2014-05-28 00:39 | IN HEAVEN

IN HEAVEN 49

たんたんと流れる目の前の光景


目を押さえながら、みんな棺の中に花を置いていく
「ほら……ユチョン…」
JJに背中を押され、前に出た
棺の中で眠る杏
昨日見たときより安らかに見える
杏の顔のそばに花をおく


告白したときに見せた笑顔
みんなの前でキスされて真っ赤になった顔
プロポーズの時の涙
散歩の時に繋いだ手
何度も確かめた心臓の音


あれは全部夢だったのか……
なぁ おしえてくれよ 杏
そっと冷たい頬に手を当てる


そのとき、下の方で何かがキラッと見えた
光った方に目をやると……



天使のチャーム
なんでこれがここに………







5人で空に上っていく杏を見ていた

ぼんやりとしている俺に絵梨菜が話しかけてきた
「ね………そのネックレス、ユチョンが杏にあげた?」
俺の拳を指差す
「え……?」
「杏の誕生日に……」
「な…なんで……知って…?」
「ユチョンの誕生日wwwでお祝いした?………」
「圭祐まで……どうして?……」
「私も見た……」
「俺も…」
「杏、幸せそうだった…」
「うん…」
「でも、目が覚めたら……」


そんな……みんなおんなじ夢見るなんてこと……




「それはさ……杏の想いだよ」
JJが空を見上げながら言った
「みんなとさ、いい記憶を作って逝きたかったんだ…せめて夢の中だけでも…」
「いい記憶……?」
「あぁ……俺らの中では杏は笑ってたいんだよ……それを杏は望んだんだ」




じゃあ、このネックレスは…

杏………
お前が望んだことなのか?


俺はもう一度掌のネックレスを握りしめ、空を見上げた








.
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by my-my012 | 2014-05-27 05:00 | IN HEAVEN

IN HEAVEN 48

「ユチョン、ユチョン!」
体を揺さぶられ、目を開ける


……圭祐……なんで……?……
はっ……………!


「杏は!杏は無事か?」
圭祐の肩を掴んで聞いた
「……ユチョン……?」
「な、どうなんだ!杏はどうなんだよ!」
呆然としている圭祐が腹立たしくて、何度も肩を揺さぶった

「ユチョン……ちょっと落ち着け…」
JJが間に入ってきて、俺から圭祐を離した
「ユチョン…目を覚ませ…」
「ねぇ、JJ!杏は…杏はどこ?」
「ユチョン…」
「杏は………」
「ユチョン、しっかりしろ……杏は…そこに…」
JJは静かにある方向を指さす
そちらに目をやると……


ど…どういうこと……?
杏と俺は一緒に車に跳ねられたんじゃ……
俺だけ助かったのか?


でも俺…どこも痛くない……
擦り傷さえない



「なぁ……俺も車に跳ねられたんだよね」
「ユチョン…?…」
「杏と俺は一緒にいたんだよな!」
「ユチョン、落ち着け…」
「俺と…杏は……一緒だったんだよ……」
「ユチョン……」
JJは俺の目を真っ直ぐ見つめこう言った 
「杏は…1人だった…」


「そんなわけ…!…俺は…俺は…この腕で確かに杏を受け止めた……あの瞬間俺らは一緒にいたんだ…」
 


待ってくれ……
いったい…



ふと、左手でなにかを強く握りしめているのに気づいた
指の間から見えるピンクの玉
そっと開けてみると

あの夜………
杏ともう一度会えた日の前の夜に、絵理菜が杏のカバンから見つけて俺に渡した携帯



…ぁ……………


頭の中が混乱する


まさか……
そんな……
そんなはずが…………




そのまま俺は座り込んだ
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by my-my012 | 2014-05-26 05:51 | IN HEAVEN

IN HEAVEN 47

「じゃ、行ってきます」
「頑張ってね」
杏に見送られ、仕事に向かった

今日は大事なプレゼンの日
企画の段階から関わってきた商品なので、めちゃくちゃ力が入ってる
ずっと忙しくて杏ともゆっくり出来なかった
そのせいか最近杏も元気ないし…
よし!これが成功したら休みをとって杏とどこかに行こう
「よしゃあー!」
自分に気合いを入れた


プレゼンは13時から
15分前になると部長が部屋に入ってきた

「おい、パク君!そろそろ行こうか」
「はい!」
資料をまとめて席を立とうとしたとき
ブルブルッ ブルブルッ
携帯が震えた
「なんだよ、こんなときに……」
画面を見ると“杏”となってる

「おい、パク君!」
「あっ……はい!」
ブルブルッ ブルブルッと震え続ける携帯



待てよ……


プレゼンの日……
始める寸前に杏からの電話



はっ…………!


カレンダーを見る
4月14日
この日…………



「すみません、部長!すぐ追いかけますので先に向かっていただけますか?」
「大丈夫なのか?」
「はい、すぐ行きます!」

そう言うと俺はすぐに廊下に出て携帯の通話ボタンを押した
「もしもし……杏?」

「…ユチョン……」
沈んだ杏の声……
「うん どうした?」
「………」
「どうしたんだよ!」

パアッーンと車の音がする

「今どこだ、杏!外にいるのか?!」
「…ユチョン……」
「答えてくれ、杏!」
「……会社の…そばの…交差点……」
「今行くから!動くなよ、そこにいてくれ!」
俺は駆け出し外に出た

どこだ!どこにいる……
交差点のそばで杏を探した
あ……!いた……
杏は足元を見ながら信号待っていた
「杏……」
駆け寄ろうとしたとき、俺の横を一台の自転車が通り抜けていった
その自転車はそのまま杏の方に走って行き………通り過ぎる際、杏にぶつかった
よろけた杏はそのまま車道へ……


「杏!あぶない!」


思いっきり走る
倒れそうになる杏を受け止めた
ハッと顔を上げる杏
「ユチョン……?」
「良かった…」
でも、その瞬間










キキィィィィィーーー












「……………」





杏の声が聞こえた気がした








.
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by my-my012 | 2014-05-25 09:16 | IN HEAVEN

IN HEAVEN 46

地下へ降りる階段



奥へと続く暗い廊下



はぁはぁはぁはぁ…………
必死に駆けている俺



重いドアを押し、中に入る
そこには台があり、寝かされているのは………




「杏!!」
ガバッと起き上がった


はぁはぁはぁはぁ……
びっしょりと寝汗をかいていた
隣をみると杏がすぅすぅと寝息をたてている
ほっと胸をなで下ろした


すっかり忘れていたあの光景
今のは夢……?


俺は杏の胸に頭を置いた
トクトクトクトク…………規則正しく打つ心臓の音
ほら、夢だ。杏はここにいる


「ユチョン………?」
頭の上から声がした。顔を上げると寝ぼけたままの杏と目があった
「どうかしたの?」
目を擦りながら聞いてくる
思わず唇を合わせた
「ウッ………」
突然のキスに驚いたようだったが、俺の様子がおかしいと思ったのかそのまま受け入れてくれた
俺は唇を貪るように杏にキスをした


ハァ……ア……ア……
だんだん杏の吐く息も変わってきた
俺はそのまま顔を下ろすと杏の胸に顔を埋めた
ドクドクドクドクドク……
ほら、こんなに激しく打ってる
さっきより激しい音をたてはじめている心臓

パジャマも下着もどかし、直接杏の素肌に触れる
身体は淡いピンク色に染まっていた
尖りはじめていた先端を咥えると
「アッ……」
と声が聞こえる


もっと声を聞かせて
もっともっと熱くなって

俺は無我夢中で愛撫した


熱く潤い、俺を迎えいれる
杏の身体は弓なりにしなり、俺を締めつけていく


「ア…… ユチョン……ユチョ……」
もっと呼んで 俺の名前を


ピンクに染まった柔肌
吐くあまい息
喘ぐ声
熱く潤んだ……


杏はここにいる
俺の腕の中に……


湧き出てくる不安を打ち消すように、ただただ激しく杏を求めた
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by my-my012 | 2014-05-23 23:39 | IN HEAVEN

IN HEAVEN 45

その日は気持ちのいい風が吹いていた

「ね、たまには散歩でも行かない?手を繋ぎながら。デートみたいに…」
ソファーでゴロゴロしている俺を見て言ってきた
「うーーーん……」
ちょっと渋ってはみたものの、「行こう行こう」とせがむ杏に勝てるはずもなく……



「ふぉーーー!」
外に出て思いっきり背伸びをした
「ね?気持ちいいでしょ?」
俺の顔を覗き込み、したり顔をする杏
「ま、まぁな…… ほら!」
手を杏の方に突き出すと嬉しそうに繋いできた


別に目的があるわけではない
ただブラブラと歩く
雑貨屋を覗いて窓辺のチェストの上に置く物を選んだり、新しいマグカップを見てみたり。
ランジェリーショップでは「俺が選んでやろうか?」と言うと顔を真っ赤にして背中を叩いてきた

「あ!」
杏が駆けていった先はペットショップ
目を輝かせて犬たちを見ている
「中、入って見てもいい?」
「あぁ……」

「きゃあ~可愛い♡」
子どものように店内を歩き回ってた杏が一匹の前で止まった
「うん?どうした?」
後ろからのぞき込むとその子犬は杏の目をじっと見て、振り切れんばかりに尻尾を振っていた
「あら~珍しい……」
店長らしき女性がやってきた
「この子、ものすごく人見知りでお客様が来てもいつも寝てるんですよ~よっぽどあなたと波長があうのね…」
そんなの買わせるための文句だろうと思ったが、杏は
「私たち、似てるのかな…」
その子犬を愛おしそうに見ていた

「ユチョナ~」
「ダメダメ…俺がアレルギーなの知ってるだろ」
「……うん……だよね」
名残惜しそうに子犬に背を向けた
店を出る前にチラッと振り返るとその子犬はまだ尻尾を振っていた




その後、河原に座って野球をしている子ども達を見ていると、遠くに仲良さそうに手をつなぎ歩いていく老夫婦が見えた


いいな……心から羨ましく思った俺は繋いでいる手をギュッと握りしめて言った
「なぁ、杏。ずっと一緒にこうしてような……」
杏は微笑むだけだった



「お腹…空いてこない?」
「そういえば……空いた気がする」
「じゃ、帰ろっか?」
「あぁ…帰ろう」
立ち上がると指を絡ませ、恋人つなぎをした
俺たちは家へと向かう


本当に幸せだ
フフ……自然と笑みがこぼれた









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by my-my012 | 2014-05-22 17:04 | IN HEAVEN

IN HEAVEN 44

夏が過ぎ、秋が過ぎ
また杏の誕生日がやってきた
あれから1年


7時


カラン カラン♪


「こんばんは~ JJ、表に貸切って………きゃあ!!」
ドアのすぐそばに隠れていた俺は後ろから杏を抱きしめた
「そう、今日はJJに頼んで貸切にしてもらったんだ」
そう言いながら、杏の頭にキスをする
「ちょ、ちょっとユチョン!JJがいるでしょ」
慌てる杏をくるっと自分の方に向かせる
「いないよ。店ごと借りたんだ。だからここには二人きり……」
チュッ 杏の唇にキスをした
「ま、でもさすがに店でその……これ以上はまずいから、ここまでで我慢!」
チュッ もう一度キスをすると 
「ホラホラ、こっち!」
杏の腕を引いて奥に連れて行く


テーブルの上は綺麗に飾り付けられ、洒落たオードブルとケーキ ワインがキャンドルの淡い光に照らされていた
「うわぁ~素敵……」
「だろ!頑張ったんだぜ…ま、料理はJJだけど…」


このことを頼んだ時、JJは喜んで引き受けてくれた。
店を出るときも「いい記憶を…」そう言ってピースをしていった


「うん……ありがとう…」
「ま、座って座って…」
杏に椅子を引いてやり、座らせた
ワインを開けて注ぐとグラスをカチャンと合わせた
「誕生日おめでとう…」
「ありがとう」
「そして……俺達の1周年にも…乾杯… 」
「うん…乾杯!」

ワインも空き、料理も終わった頃、俺はピアノの前に立った
今日wwwにしたのはこれをしたかったから
ピアノの蓋を開け、椅子に腰掛ける

ポロン♬♪ ポロン♪♩

鍵盤を叩くと澄んだ音がする
JJはきちんと調律してくれたんだ
杏がピアノの横に立つ
そう そこが杏の定位置
俺はそっと弾きはじめた


♬♪~♩♩♬♪♬♬♩~

拾った2つの貝殻
もう一度君に会えたような奇蹟
君がそばに居てくれたら
心の奥まで優しい気持ちになれる

激しい雨が降っても
強い風が吹く中でも

この愛を守りぬける
君とならきっと超えられる
初めてそう思えたから
この手を離さないように
ずっと大切に大切にして

生きること 信じること
悦びに変えながら
いつまでも2人
共に歩こう ♪♬~


♩♪~♪♬~♬♬♪♩♪~~



「歌の意味わかった?」
「え?」
パチパチパチパチと拍手してくれる杏の手を取ると跪いた
「この先もずっとずっと一緒にいて欲しいんだけどな」
「……」
「今すぐってわけにはいかないけど…結婚……してくれませんか?」
杏の目がどんどん潤んでくる
「うん?」
俺はわざと目を見開いて杏と目を合わせる
「ズルいよ…」
「うん」
「こんな突然…」
「俺的には突然じゃないんだけどね…」
「え?」
「いや、なんでもない……で、返事は今日はもらえない?」
「バカ!」
涙をボロボロこぼしながら胸に飛び込んできた
杏……
もう大丈夫だよな 俺たち
離れるなんてことないよな
ギュッと杏を抱きしめた


「あんまりくっつくなよ~我慢できなくなる…」
「もう……バカ!」
目を潤ませながら杏は笑った






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by my-my012 | 2014-05-21 15:52 | IN HEAVEN

IN HEAVEN 43

あの教室の時から数ヶ月


今日は俺の誕生日
さっさと仕事を終わらせ、待ち合わせのwwwへ向かう


カラン カラン♪


「ちぃ…………」
「ユチョーーーーーーン!」
入った瞬間、なにかに抱きつかれた



杏?!



いやいや杏はこんなにゴツくない
胸から引き離すと………
「圭佑?!」
「ひさしぶりぃ~!ユチョン、会いたかったぁ!」
「おい、コラ!離れろ!」


クスクスクスクス


笑い声がカウンターの方から聞こえる
そっちに顔を向けると絵梨菜と杏が笑い転げていた


「懐かしい図ね…」
「全然変わんない」
「おい、絵梨菜!笑ってないで、こいつどうにかしろよー!」
「ユチョン、ひさしぶりの再会なのに~」
「こ、こら!これ以上ひっつくな! 」
「アハハハハ」
奥でJJまでが大笑いしてた



「ユチョン、おめでとう~」
なんとか圭佑を引き離し、テーブル席に4人で座って乾杯した
「ありがとう… でもわざわざ来てくれるなんてな……」
「ほんとはもっと早く来たかったのよ。だって……ねぇ~」
絵梨菜が杏に肘で突っついてる
「まさか杏とユチョンが付き合うなんてぇ~。ほんと嬉しい!」
「キャッ、絵梨菜」
2人がキャッキャッとはしゃいでるのを横目に圭佑が寄ってきて小声で話しかけてきた
「でもさユチョン。俺さ…正直言ってお前が告白出来るとは思ってなかったんだ。自分の気持ちにも気づいてないみたいだったし…」
「うん……」
「なにかきっかけでもあった?」
「あぁ……」
「ま、良かった良かったなんだけどな」
「なぁ、圭佑……実はさ……」
俺は住田を殴った日から杏の通夜、そして目が覚めたらまた1年前の杏の誕生日に戻っていた話しをすべてした


「………そんな話……さ…」
「まぁ…さ……俺も前のことは夢だったのかもって思うんだけどね」
「うん……だって杏あんなに元気だし…」
2人で杏を見る
JJと絵梨菜で何か雑誌を見ながら楽しそうに笑ってる
「だな、やっぱり夢だったんだわ。良かった、覚めて…」
杏の横顔をじっと見つめて話していると、視線を感じたのか杏がこっちを向き目が合うと微笑んだ
「あ……でもその夢のおかげで現在の俺がいるのかも……な」
そう言うと杏の方へと歩いていった


「ね、ユチョン見て。ここ素敵だよね」
目をキラキラさせながら、雑誌を俺に見せる
「うん……そうだな」
と返事しながら杏の頭にキスを落とした
「ヒュー♡」
「な、な………」
顔を真っ赤にしながら俺の方を向く杏の頬にもキスをする
「いいじゃん、俺今日誕生日なんだからさ……」
「絵梨菜達がいるでしょ……」
「いいのよ~どうぞどうぞ」
「ほら、いいって。杏、もっとしよう……」
「バ、バカ!もう知らない……」
立ち上がって奥にと逃げていってしまった

「アハハハハ」
「杏、遠慮するな~」
「もう、JJまで!」
ますます顔を赤くする杏


「アハハ もうしないから…もう一度乾杯しよう」
「ほんと?」
「ほんと」
しぶしぶ戻ってきた杏の手を取り、その手の甲にキスをする
「あ!もう嘘つきぃ~!」
と背中をバシッと叩かれた
「だって杏が好きなんだもん。止められない……」
おどけた口調で言ってみたら、もう一度背中を叩かれた


「はいはい、おアツイお二人さん!乾杯、乾杯!」
「ユチョン、おめでとう!」
「ありがとう」


幸せな誕生日だ
全てあの夢のおかげだ……………


そうつくづく思った
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by my-my012 | 2014-05-21 05:02 | IN HEAVEN

IN HEAVEN 42

「ここ?!」
俺たちが通った高校の前に立っていた

「うん、ここ」
嬉しそうな声をあげ、杏はスタスタ中に入っていく


「ここでよし!」
よく4人で寝転んだ芝生のところで杏は立ち止まった
「ユチョン、はい!」
芝生に座るとwwwから持ってきたバックの中からビールを出した
「お、おぉ…ありがと」
「はい、乾杯!」
「乾杯……ってか、誕生日おめでとう」
「うふ ありがとう」

他にもチーズやらハムやらつまみが出てくる出てくる
「すげーな、こんなにたくさん…ってか誕生日なのにこんなんで良かったのか?」
「いいの。こういうの私たちっぽいでしょ」
フッと笑って杏が答えた

 
「ここでよく、4人でお弁当食べたよね~」
「そうだな」
「ね、覚てえる?圭佑がさ~絵梨香の……」
「アハハハハ 覚えてる、覚えてる!あれだろ………」
ビール片手にしばらく高校の時の思い出話をしていると

「もう~待ってよー!」
「お前が遅えんだよ。あいつら待ってるんだから早くしろよ~」
「もう少し女の子に優しくしてよね」
「へ?女の子?どこどこ?」
「きー!ムカつくぅ~」
少し遠くで制服を着た男の子と女の子の2人がぎゃあぎゃあ喧嘩しながら歩いていくのが見えた

「俺たちもあんな風だったんだろうな…」
とつぶやきながら横を向くと杏も微笑んでいる
そんな杏と目が合った
思い立ったように杏は立ち上がり、数歩歩いて振り向いた
「ゆちょん。ちょ…ちょっと来て」
真剣な表情
俺は黙って杏についていった



着いた場所は……
俺たちが3年の時の教室



杏は中に入り窓際まで歩いていくとこちらを向いた


「ユチョン……あのね……」


前にもこんな風景が……


卒業式の日 何か言おうとしてた杏



「あのね……」



「杏はね、誕生日に賭けてたんだよ。ユチョンに告白するって……」絵梨菜の言葉が蘇る




「杏…」
俺は一歩ずつ杏に近づいていった
「ごめんな、杏。俺、ほんとバカだった。大切なものがこんなすぐそばにあったのに……手の届かなくなってはじめて気が付くなんてさ……」

「ユチョン……?」
杏は戸惑った顔で俺をみる
「でもこうやって戻ってきてくれた…」
俺は杏を思いっきり抱きしめた
「杏……好きだ。お前のことが好きだ。誰のところにも行くな」


「杏……?」
返事がないので顔をのぞき込むと、目を真っ赤にしながらびっくりした顔をしている杏

まっすぐ杏の目を見つめながら、もう一度言った
「今までごめん。俺は…お前が好きです」

杏の目からポロポロと涙がこぼれ落ちる
「ほんと……?」
「あぁ。ほんと」
もう一度強く抱きしめると、杏も抱きしめ返してくれた


ホッとしたのか俺の目からも涙がこぼれた
あぁぁ、俺は大事なものを失わずに済んだんだ。もう離さない。
あんな辛い思いは二度とするもんか……


「杏……」
杏の肩に手を起き、少し胸から離した
なに?というような目で俺を見る顔が可愛い
「これ……誕生日プレゼント…」
ポケットから小さい包みを出し、渡した
「うわ~ありがとう!」
嬉しそうに両手で包みを受け取る杏
「開けていい?」
「あぁ……」

「かわいい………」
天使の羽のチャームが杏の目の前で揺れている
「ありがとう……大切にする!」
まっすぐな目で俺を見て言った
「うん……あ、つけてやる」
ネックレスを受け取ると、杏を後ろに向かせそっと首にかけてやった
「似合う?」
急に振り向いた杏の顔が俺の目の前に…
お互い目があったまま動けなくなってしまった


そして………
俺はそっと杏の唇にキスをした



もう二度と離さないから……
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by my-my012 | 2014-05-17 05:39 | IN HEAVEN

ゆちょんの全てが好き!


by my-my012